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UC-II®とは?

UC-II®のエビデンス

しっかりとしたエビデンス(科学的根拠)があること。それは、医療だけでなく、サプリメント開発にとっても重要なテーマです。

UC-Ⅱ®のエビデンス

「膝を中心とした関節の機能を高め、症状を改善する」というUC-Ⅱ®の有用性は、20年以上にわたる研究の成果によって確立してきたものです。

その中でも、UC-Ⅱ®の有用性を確たるものにした、2つの重要な研究があります。1つは2013年に「Journal of the International Society of Sports Nutrition」に掲載された健常者を対象とした研究。もう1つは、2016年に「Nutrition Journal」に掲載された、変形性膝関節症を持つ被験者を対象とした研究です。

UC-Ⅱ®の継続投与は健常者の膝関節の可動域(ROM)の改善がみられた

「まず、1つ目の研究では、関節炎疾患または安静時関節痛の既往がないが、身体活動に伴う関節不快感を経験した「健常者」を対象に試験が行われました。参加者は55人、平均年齢は46歳です。

研究方法としては、120日間、24人の被験者(全被験者から無作為に選出)にUC-Ⅱ®を1日あたり40mg摂取してもらい、残りの20人にはプラセボ(有効な成分の入っていないもの)を摂取してもらいました。初日、7日、30日、60日、90日、120日目でどのように膝関節の可動域に変化するか、調べられました。

結果的には、角度測定法による膝可動域が、UC-Ⅱ®摂取群はプラセボ群と比較して有意に広がりました。
この研究から、UC-Ⅱ®の継続投与が、健常者の膝関節の改善に有用であることが裏付けられました。

※参加者のうち、UC-Ⅱ®郡で3例、プラセボ群で6例が何からの理由で試験が続行できなかった。また、2例がROM評価に参加しなかった。

グルコサミンとコンドロイチンの併用との比較では

2つ目の研究は、変形性膝関節症の患者さんを対象に行われました。被験者は、中等度から重度の変形性膝関節症の40〜75歳の患者191人です。クリニック13施設が研究に参加しています。

研究方法としては、まず被験者をランダムに三群に分け、第1群にはプラセボを、第2群にはグルコサミン1500mgとコンドロイチン1200mgを、第3群にはUC-Ⅱ®40mgを摂取してもらい、180日間の変化をみるという方法が用いられました。主要な評価項目としてはWOMACスコア(※)が用いられ、いくつかのサブ項目と合わせて評価が行われました。評価のタイミングは、初日、7日、30日、60日、90日、120日、150日、180日目です。

180日間の観察の結果、UC-Ⅱ®群は、ほかの2つの群に比べて、WOMACスコアの合計が減少しました。このことから変形性膝関節症の患者さんに対して、UC-Ⅱ®の有用性が示されました。また、この研究結果により、UC-Ⅱ®の摂取はグルコサミンとコロンドロイチンを併用するよりも有意差が認められました。
※ Western Ontario and McMaster Universities Osteoarthritis Indexスコアの略。膝関節の可動やこわばり、疼痛を測定するもの。

確かなエビデンスがあることが重要です

これら2つの研究のほかにも、UC-Ⅱ®にはその有用性を裏付けるいくつかの研究結果があります。

サプリメント成分や健康食品原料の効果は、単なる体験談や、動物実験の結果によって示されることも少なくありません。その中で、ヒトを使った試験を行い、科学的な裏付けを持っているのがUC-Ⅱ®です。

医学の世界では、よくEBM(Evidence-Based Medicine)という言葉が使われます。EBMとは、直訳すると「根拠に基づく医療」。経験や感覚だけでなく、すべての医療行為をしっかりとした科学的根拠に基づいて行いましょうという言葉です。

本来は、サプリメント成分も、医学と同様にしっかりとしたエビデンスに基づいていることが大切なのです。

壮年期から高年期のQOL向上をめざして

UC-Ⅱ®に関するさまざまな研究結果は、UC-Ⅱ®が、壮年期、中年期、高年期(※)を生きる皆さんに、新たな可能性を拓くものであることを示唆しています。

壮年期、中年期になると、「若い頃のように俊敏に動けなくなってきた」「体を動かす仕事が辛くなってきた」というように、体の老化に関する悩みを持つ方が増えてきます。そんなとき、「年だからしょうがない」とあきらめてしまうことも多いのではないでしょうか。しかし、あきらめるのはまだ早いのです。UC-Ⅱ®を継続的に摂取することで、元気な体を維持できるかもしれません。
※厚生労働省による分類。壮年期は25〜44歳、中年期は45〜64歳、高年期は65歳以上の人を指します。