UC-II®とは?

UC-II®について

衛生的で安全な環境で育てられたニワトリの軟骨から、米国特許製法で「自然なままのⅡ型コラーゲン」を抽出する。このようにしてつくられるUC-Ⅱ®は、人と動物の関節を強力にサポートする、安心・安全なサプリメント成分です。

UC-Ⅱ®について

重たい荷物を持ち上げる、駅のホームを駆け上がる、休日に家族とサイクリングする、仲間と旅行に行く……。こうした私たちの何気ない日常行動は、健康な体があればこそ成り立つものです。
非変性Ⅱ型コラーゲン「UC-Ⅱ®(※)」は、アクティブな毎日をサポートします。
※UC-Ⅱ®は、Lonzaの商標登録です。

関節軟骨に多く含まれる「Ⅱ型コラーゲン」の1種です

「UC-Ⅱ®」に含まれる非変性Ⅱ型コラーゲンは、その名の通りコラーゲンの1種です。

コラーゲンは、動物の生命活動を支える重要なタンパク質で、人体の約6%はコラーゲンでできています。人間の体内には約30種類のコラーゲンがあるといわれており、軟骨に多く含まれるコラーゲンになります。最近、サプリメントなどでよく耳にするようになったグルコサミンやコンドロイチンも軟骨の構成成分ですが、Ⅱ型コラーゲンの含有量はそれらの3倍から4倍に及び、構造の中核をなしています。

強い弾力性を持つ軟骨は、私たちの関節にとって欠かすことのできない存在です。骨と骨の間で、関節にかかる衝撃を吸収し、関節のなめらかな動きを生み出しています。そして、そんな軟骨の弾力の源になっているのが「Ⅱ型コラーゲン」なのです。

しかし、体内のコラーゲン量は20歳を過ぎた頃から年々低下していきます。活動的な生活をいつまでも続けていくためには、Ⅱ型コラーゲンを取り入れることも大切でしょう。

「非変性」と「変性」の違いを知ってください

UC-Ⅱ®の主成分である「Ⅱ型コラーゲン」は、ニワトリの胸にある軟骨から抽出した、「非変性」のコラーゲンです。この「非変性」というのは、コラーゲンの構造が「体内にある状態のまま損なわれていない」ことを意味します。


コラーゲンは、タンパク質の中で唯一、「三重らせん構造」という特徴的な構造をしています。この構造は、3本のひもが三つ編み状に絡まり、1本のロープのようになったもので、コラーゲン特有の強い弾力や伸縮性の元になっています。また、三重らせん構造の強靭な結合力により、コラーゲンは水にほとんど溶けませんし、胃酸や胃の消化酵素でも消化されません。

ただし、この三重らせん構造は「熱に弱い」という性質を併せ持っています。コラーゲンの種類にもよりますが、40℃以上の熱を加えると、らせん構造が崩れ、ゼラチンへと変化(変性)してしまうのです。また、コラーゲンを特殊な酵素などにより加水分解すると、ゼラチンより細かい、コラーゲンペプチドなどの加水分解コラーゲンになります。

このように熱や消化酵素などでコラーゲンの三重らせん構造が崩れたものを、「変性」コラーゲンと呼びます。現在、多くのサプリメントに用いられているのは、加熱や加水分解を施した変性コラーゲンです。

一方、UC-Ⅱ®に含まれる「Ⅱ型コラーゲン」は、体内にもともとあるコラーゲンと同じ三重らせん構造のコラーゲンです(※)。三重らせん構造を維持しているため、胃酸などで分解されることもありません。UC-Ⅱ®に含まれる「Ⅱ型コラーゲン」は、ほとんどそのままの形で小腸まで届き、有用に働きます(詳しくは、UC-Ⅱ®有用性UC-Ⅱ®の独自の作用 参照)。
※UC-Ⅱ®の中に、三重らせん構造を保った「非変性Ⅱ型コラーゲン」が存在することは、ELISA法(酵素結合免疫測定法)や、電子顕微鏡を用いて確認されています。

有用性や安全性が確認された成分です

熱に弱いコラーゲンを「変性」させずに抽出するには、特殊な技術が必要です。UC-Ⅱ®は、その製法(低温処理法)において米国の特許を取得しており、ほかにも、サプリメント化する際の配合や製品化の手法など、合計5つの特許を取得しています。また、開発が始まった1986年以降、ハーバード大学やヒューストン大学をはじめとした研究機関で、多くの臨床・非臨床試験が行われ、その有用性や安全性が確認されています。

さらに、コラーゲン抽出の対象となるニワトリそのものも、米国農務省の基準をクリアした養鶏場で、基準に則った飼育法・飼料で飼育されています。

ちなみに、サプリメントや健康食品に使われるコラーゲンには、主にブタやニワトリなどから抽出したもののほか、魚から抽出した「海洋性コラーゲン」があります。同じ非変性Ⅱ型コラーゲンでも、抽出対象や抽出法が異なるものはUC-Ⅱ®ではありません。

UC-Ⅱ®は製剤化しやすい成分です

UC-Ⅱ®は、さまざまな特長を持つ成分であるとともに、「製品化しやすい」というメリットがあります。

まず、UC-Ⅱ®は1日の摂取目安量が40mgとされています。また、UC-Ⅱ®は無味無臭なので、粉末として食品や飲料に混ぜても、味が変化することがありません。そこが、製品化しやすい理由と考えられます。

大切な家族の一員であるペットにもお使いいただけます

人間と同じように、犬や猫も、加齢によって関節の軟骨が衰え、動きづらくなっていきます。コラーゲンは、人間だけでなく、身近な多くの動物において重要なものです。そのためUC-Ⅱ®は、犬や猫にもお使いいただけます。