非変性Ⅱ型コラーゲンについて

コラーゲンのはたらき

肌のハリやツヤ、骨のしなやかさや強さ、関節のなめらかで柔軟な動き……。これらは、コラーゲンの働きに大きく関係しています。「いかに体内のコラーゲンの量と質を保つか」とは、加齢がもたらす変調への挑戦にもつながるのです。

コラーゲンのはたらき

「いつまでも若々しい肌でいたい」「年をとっても健康でアクティブに暮らし続けたい」という願いは多くの人が持つものです。そんな皆さんとって、体に強さや弾力、しなやかさを与え、生命活動そのものを支える「コラーゲン」は欠かすことのできない成分です。

では、コラーゲンは、私たちの体のどの部位でどのように機能しているのでしょうか。また、コラーゲンを含む化粧品やサプリメント、健康食品には効果が期待できるのでしょうか。

美しく健康な肌には、コラーゲンが不可欠です

「コラーゲン」という言葉を聞くと、すぐに、みずみずしくハリのある肌(皮膚)を思い浮かべる方も多いと思います。皆さんがイメージするように、皮膚は体内で最も多くコラーゲンを含んでいる部位です。

皮膚は、「表皮」と「真皮」という主要な2つの層でできており、その下に皮下組織という脂肪の層があります。皮膚のコラーゲンは、この真皮の内にあり、真皮全体の約70%を占めているのです。そして、真皮にあるコラーゲンは、皮膚の土台となる線維を構成し、皮膚に弾力や柔軟性を与えるとともに、保湿力の高いヒアルロン酸やプロテオグリカンと連携して、みずみずしさを保つ働きをしています。

ただし、このような美しく健康な皮膚を長く維持するには、2つの要素が必要になります。

1つ目は、「コラーゲンを生み出す機能を高める」こと。コラーゲンは真皮の中にある「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」という細胞によって生み出されるため、線維芽細胞が元気であることが大切です。また、加齢による線維芽細胞の機能低下や、線維芽細胞の損傷に備え、新たな線維芽細胞を生み出す「真皮幹細胞(しんぴかんさいぼう)」という細胞の機能を高めておくことも重要です。

2つ目は、「生成されたコラーゲンを正常に保つ」ことです。コラーゲンはその強靭な構造から、長期間分解されず、代謝に10年以上もの時間がかかることがあるといわれるほどですが、体内に長くあるということは、その分ダメージを受けるリスクも高くなります。そして、そのダメージの中でもとくに気をつけるべきものが、「糖化」です。糖化とは、コラーゲンが体内の糖と結合することです。糖化すると繊維が固くなり、皮膚のたるみやシワの原因になります。高血糖になるとそのリスクが高まりますので、美しい皮膚を保つには、血糖の管理も大切です。ほかにも、紫外線や乾燥もコラーゲンにダメージを与えるので、日焼け止めや保湿を日頃から意識する必要があります。

コラーゲンはあなたの活発な毎日を支えます

私たちの身体活動は、骨、関節などの「運動器」によって支えられており、運動器が正しく機能することで、立つ、歩く、走るといった動作をスムーズに行うことができます。コラーゲンは運動器にとっても、極めて重要な成分です。

最初に、骨についてですが、「骨はカルシウムでできている」というイメージがあるかと思いますが、実は骨の体積の約半分はコラーゲンです。骨は、コラーゲン線維にカルシウムやミネラルが付着してできているのです。そして、骨内のコラーゲンは、骨にしなやかさを与える働きをしています。カルシウムは骨に強度をもたらしますが、それだけでは柔軟性に欠け、ちょっとした衝撃で崩れてしまいます。

強い骨をつくるためには、カルシウムの量を増やすだけでなく、質の良いコラーゲンが必要なのです。また、骨の中のコラーゲンが老化すると、骨の新陳代謝がうまく働かなくなってしまいます。これは骨粗しょう症の原因にもなるため、正しくコラーゲンが代謝されることは大切です。

骨だけでなく、関節にとってもコラーゲンは重要です。関節がスムーズに動くのは、骨と骨との間にある軟骨が、衝撃や摩擦を防ぐクッションの役割を果たしているからです。そしてその軟骨の主成分は、水分とⅡ型コラーゲン。コラーゲンがあるからこそ、私たちの運動器は健全に保たれ、元気で活発な毎日を続けることができるのです。(※)
※UC-Ⅱ®の原料である「非変性Ⅱ型コラーゲン」は、主にこの関節の機能を維持・向上させる物質として注目されています。

コラーゲンを「コラーゲン」として摂取することが大切です

加齢にともなうコラーゲンの減少を抑えるには、体内のコラーゲン生成機能に任せるだけでなく、外からコラーゲンを摂取することも検討されます。

コラーゲンを外から摂取する有用性については、これまで否定的な意見も多くありました。その理由は主に2つ。1つは「非変性コラーゲンは消化・吸収されない」こと。2つ目は「変性コラーゲンは、消化によって全てアミノ酸に分解されるため、普通のタンパク質を摂取するのと変わらない」ことです。

しかし近年、さまざまな研究結果から、「コラーゲンを外から摂取することにも意味がある」と考えられるようになってきています。

まず、変性コラーゲンについては、「すべてがアミノ酸に分解され吸収されるわけではなく、一部は、アミノ酸が数個連結したペプチドという状態のまま吸収される」ことが分かってきました。また、吸収されたペプチドが、体内のさまざまな生理活性を誘導することも少しずつ明らかになってきています。

一方、非変性コラーゲンについては、「経口摂取することで、コラーゲンの損壊を防ぎ、生成を促進する」ということが研究により確認されました。UC-Ⅱ®は、まさに非変性コラーゲンの持つこの機能に着目したサプリメント成分です。

こうした新しい発見は、タンパク質の素材となるアミノ酸を摂取するだけでなく、コラーゲンを「コラーゲン」として摂取することが大切だということを示しています。