非変性Ⅱ型コラーゲンについて

コラーゲン食品ランキング

1日5g~10g摂取することが望ましいとされるコラーゲン。コラーゲンをふんだんに含む食品にはどのようなものがあるか、ご紹介します。ただし、この量をすべて食事だけで摂取することは実は簡単ではありません。

コラーゲン食品ランキング

年齢を重ねるにつれ、人間のコラーゲン生成機能は徐々に低下し、体内にあるコラーゲン量も減少していきます。その対策としてはコラーゲンを多く含む食品やサプリメントなどの摂取が考えられます。ただし、サプリメントや健康食品であれば、コラーゲンがどれくらい含まれているかが表示されていますが、日常の食品にはそのようなものはありません。食品からコラーゲンを摂取するには、その量を知ることが大切です。ここでは、コラーゲンを多く含む食品や、合わせて摂取すべき栄養素などについてご紹介します。

1日5gから10gのコラーゲンを摂りましょう

コラーゲンを含む食品を紹介する前に、推奨されているコラーゲン摂取量についてお話しします。

コラーゲンの経口摂取に関する研究報告はたくさんありますが、現段階では、どれぐらいの量のコラーゲンを摂取すればよいのか、明確な基準はありません。これは、研究対象がさまざまで、報告されている数値も研究者により異なるためです。ただし、いくつかの研究で、1日5g〜10gのコラーゲンを経口摂取すると、皮膚の水分量や肌状態の改善、爪の改善、関節痛の緩和などの効果があることが明らかになってきており、現在はこの1日5g〜10gが1つの目安と考えられています。

では、私たち日本人は、日常的な食事からどれくらいのコラーゲンを摂取できているのでしょうか。

2012年に発表された、20代から50代の女性61名に対する調査によると、1日のコラーゲン摂取量の平均は約1.9g。目標の5g〜10gには遠く及ばない結果になっています。また、同じ研究発表のなかでは、タンパク質全体の摂取量は十分だったという結果も出ており、タンパク質の中でも、とくにコラーゲンの摂取を意識する必要性が示唆されています。

コラーゲンは、大きく動物性と海洋性に分かれます

コラーゲンは、主に脊椎動物の細胞外マトリックスを構成する成分であるため、肉や魚といった脊椎動物には、コラーゲンが豊富に含まれています。その中でも、とくに皮や骨、筋などにコラーゲンは多く含まれています。これに対し、植物の代表的な細胞外マトリックスはセルロースであるため、野菜や果物、穀物にはコラーゲンがほとんど含まれていません。

コラーゲンには、大きく分けて「動物性コラーゲン」と「海洋性コラーゲン」があり、前者は牛・豚・鶏といった動物由来のコラーゲン、後者は魚由来のコラーゲンです。市販のサプリメントにも豚などの皮や骨を使った動物由来のものと、魚の皮やうろこを使った魚由来のものがあります。

どちらもコラーゲンであることに変わりありませんが、両者は変性温度(ゼラチン化する温度)に違いがあります。陸上動物由来のコラーゲンの変性温度はほぼ一定で、40℃程度ですが、海洋動物由来のコラーゲンの変性温度は魚の生息場所の水温によって異なり、0℃〜30℃程度です。

コラーゲン食品ランキングをみてみましょう

では、実際に、コラーゲンが多く含まれる食品を、ランキング形式でみてみましょう。

第1位は、「ふかひれ」です。100gあたり約10gのコラーゲンが含まれており、ダントツのコラーゲン含有量を誇っています。大きなサメを推進させるため機敏に動かすヒレには、柔軟かつ強靭な線維が不可欠。その柔軟性と強さをコラーゲンが作り出しています。

第2位は、「ハモの皮」で、100gあたり約7.7gが含まれています。ハモは6位(皮と身)と8位(身のみ)にも入っており、コラーゲンを多く含む魚であることが分かります。その中でも、やはり皮には多くのコラーゲンが含まれています。

第3位は、「うなぎの蒲焼」。100gあたり5.5gのコラーゲンが含まれています。確かにうなぎは噛むと皮にも身にも弾力があり、いかにもコラーゲンたっぷりという感じがします。

ここまで見てみると、どれも高級食材なので、頻回に食べるというわけにはいかないのが、悲しいところです。

続く第4位は、「牛スジ」です。こちらはそれほど高価な食材ではないので、日々の食事に取り入れてもよいかもしれませんが、牛スジは牛の腱の部分で、その固さ・強さから長時間煮込むなど調理に手間がかかります。

そして、第5位が「鶏軟骨(胸)」」です。人間と同じように、やはり軟骨には多くのコラーゲンが含まれるようです。焼き鳥としても人気の部位ですね。

ほかにも、8位に「スープのもと(鶏がら)粉末」がランクインしています。調味料が? と、ちょっと意外に思われるかもしれませんが、元をたどれば鶏の骨なので当然といえば当然なのです。このように加工製品にもコラーゲンを豊富に含むものがあるのです。

コラーゲンの生成には、ビタミンCや鉄・亜鉛が必要です

コラーゲンを摂取する際には、一緒に、体内のコラーゲン生成に必要なほかの栄養素も摂るとよいでしょう。コラーゲンの生成には、ビタミンCを筆頭に、鉄や亜鉛などの栄養素が必要です。ビタミンCは赤ピーマンやゴーヤなどの緑黄色野菜やキウイフルーツやレモンなどの果物に多く含まれ、鉄・亜鉛はひじき・牡蠣などに多く含まれています。

コラーゲンを含む食品を食べる際には、効率よく摂取できるよう、これらの食材をメニューに加えることがオススメです。

サプリメントを賢く活用しましょう

前述のように、1日に必要なコラーゲン量は5g〜10gといわれていますが、この量を毎日食品から摂取することは、簡単なことではありません。コラーゲンを摂取し、イキイキとした健康な毎日を続けていくためには、食事のほかにサプリメントを賢く取り入れていくことも大切なのです。